古代塩づくりの里(有限会社中浜観光物産 )
新潟県山北中浜地区では、1945年ごろまでは「笹川流れ」の海水で塩をつくり自給自足の生活をしていました。その頃の漬物や塩引きサケは、色つやもよく大変うまかったそうです。
先代 佐藤寛は、1997年専売法が廃止され、誰でも自由に塩を作り販売することができるようになると、昔味わったおいしい塩の再現に取り組み、研究を重ねて「こだわりの塩」の精製に成功しました。
マスコミの料理番組・健康番組などでも取り上げていただき、その美味しさを評価していただくことができました。
先代の塩づくりにかける思いを引き継ぎ、佐藤寛伝承の変わらぬ味を皆様にお届けします。
名称 | 古代塩づくりの里(有限会社中浜観光物産 ) |
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住所 / 電話番号 | 村上市中浜528-1 TEL:0254-77-2714 |
営業時間 | 8:00 ~ 17:00 |
定休日 | 不定休 |
自社サイト |
藻塩
濃厚な甘みと旨み 400g
来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや 藻塩の 身もこがれつつ」
と、万葉集の中でも歌われた藻塩。
やさしい薄茶色をしている藻塩は、玉藻(ホンダワラ)という海藻を海水に浸し、天日で乾かす作業を繰り返し、乾燥発酵させたものに沸騰した海水をかけてつくったカン水を煮詰めたものです。
ヨウ素の茶色いエキスがそのまま褐色のやさしい色合いとなっています。
2002年7月4日放送
日本テレビ系TV番組「どっちの料理ショー」で紹介され、特選素材となっています。
原材料 海水(100%、山北地区採取) 海藻
添加物 なし
工程 浸漬 平釜
花塩
あっさり淡白で上品 400g
花びらのような結晶に由来しています。
結晶が成長する時の条件によって花びらのような形の結晶になることがあり、土器で塩づくりをしていた時代には、その様子から花塩と呼ばれたと伝えられています。
原材料 海水(100%、山北地区採取)
添加物 なし
工程 平釜
海の塩
さっぱりと力強いこく 400g
きれいな山北の海水100%でつくる 海の塩
塩木(薪)を燃やし平釜で不純物を取り除きながら、24時間じっくりと煮詰めた後、稲ワラで作った籠でニガリを取り除いてできる万能塩です。
原材料 海水(100%、山北地区採取)
添加物 なし
工程 平釜。
驚くことなかれ、塩って甘いんですよ。
藻塩は、優しくて甘い味がします。
茹で野菜、肉、魚、ふかしたじゃがいも、豆腐、天ぷら、お刺身、夏野菜・・・
どんなものにかけてみても、食べ物の味に甘みがでてきます。
中浜観光物産は、海水を平釜で煮詰める方法で塩づくりをしています。この地方では、江戸時代に越後・佐渡にも揚浜製塩法が普及した後も①砂浜が少ない②塩木(薪)が豊富にあるという理由で、海水を直接釜で煮詰める方法が伝統的に行われていました。
無料で塩づくりが見学できます。
こだわりの塩づくりを見学できます。
グループ、個人、観光バスなど予約受付しております。
※要予約